耐震診断補助業務 奈良県
奈良県 某所におきまして、耐震診断補助業務を行いました。
この業務は、建物の形状・劣化状況・配筋・コンクリート及び鉄筋の強度・劣化度を調査し、建物の耐震診断用資料収集を行うことを目的とした補助業務です。
配筋調査状況です。RCレーダーで鉄筋探査を行います。
探査結果(鉄筋位置)をチョークでマーキングし、記録します。
コンクリート圧縮強度試験用のコアを採取しています。
コアの採取完了です。
鉄筋調査・コンクリート中性化の調査を行います。
はつり作業で鉄筋を露出させます。
鉄筋径調査、腐食度調査です。
ノギスを使用し鉄筋径を計測します。
腐食度Ⅰは、腐食が見られないレベルです。
その他、コンクリート表面からの鉄筋位置(かぶり厚さ)も計測します
コンクリ―ト中性化深さ測定です。
中性化とは、空気中の二酸化炭素とコンクリート中のアルカリ性を保つ働きをしている水酸化カルシウムが反応して徐々に炭酸カルシウムになり、コンクリートのアルカリ性が低下する現象をいいます。
コンクリート中の鉄筋は、アルカリ性により保護されています。
しかし経年により徐々に中性化が進行しはじめ、鉄筋に錆が発生します。
錆は鉄筋を膨張させ、膨張した鉄筋がコンクリートを押し出すことにより、ひび割れや曝裂等を引き起こし、コンクリート構造物の強度低下につながります。
このような中性化の状況がどこまで進行しているのかを調査します。
フェノールフタレイン1%溶液をはつった箇所に噴霧し、中性化している深さを測定します。
紫色に変色した所はアルカリ性が保たれている部分、変色しなかった所は中性化した部分です。
コンクリート表面からどこまで中性化しているのかを計測しました。
最後にシュミットハンマー試験です。
この試験はコンクリート表面をシュミットハンマーによって打撃し、その反発硬度から圧縮強度を推定する試験です。
表面のモルタルをはつり落とし、コンクリート面を露出させ、付着物等を砥石等により除去させ丁寧に平滑化させます。
200×200mmの平滑面に25箇所の測定点を決定し、コンクリート面に対し垂直にシュミットハンマーを押し付け計測しました。
その他、外壁劣化状況調査を行い、記録して調査完了です。
ありがとうございました。
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耐震補強補助業務
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